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日々の楽しい出来事を忘れぬうちに。夕暮れの茜色の空が大好きです。


by m-bintang
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桂林旅行記 漓江(リコウ)くだり その2

船に乗るときガイドの陳さんから、物売りが船の外からやってくるけど
窓を開けると入ってきたりするので決して窓を開けないように、との注意がありました。

窓の外から入ってくる?
どんな物売りなのか想像がつかなかったのですが、
出港して15分くらいしたら、孟宗竹を5本ほど縛って作った手漕ぎのいかだが近づいて
動いてる船に片足だけつけて併走してるのに気がつきました。
桂林旅行記 漓江(リコウ)くだり その2_e0037055_23213313.jpg

片足を船体につけて同じスピードで流れ、両手で薄緑色の石の置物を持って
何か叫んでいます。
桂林旅行記 漓江(リコウ)くだり その2_e0037055_23215117.jpg

すごいです。
もちろんいかだは粗末なつくりなので少し水が被ってて裸足です。
夏はいいけど、寒い時期は厳しいでしょうね。
桂林旅行記 漓江(リコウ)くだり その2_e0037055_23221072.jpg

そんないかだは何艘もやってきて、時には着船に失敗してはなれていくのもありました。
窓をあけちゃダメといわれてたのに、
フランス人の若者が窓を開けて、結局何か置物を購入してました。
とってもいいカモだったことでしょう。
ひとつ売ればこの日の売り上げはそれで十分なのでは?
売れなくてあきらめると足を離して、また次にくる船を待ちます。
この観光船はいったい何艘あるのかわからないくらい朝一斉に船団を組んで
終点の陽朔(ヤンショウ)を目指します。
ちなみに漓江(リコウ)くだりは完全なパッケージツアーで自分で切符を買って乗るといくことができないそうです。
前日までにホテルの旅行カウンターか市内の旅行社で申し込みをしなければいけないそうです。
ホテルまでの送迎代船代、、昼食代、ガイド代で600元、
中国人専用のツアーは90元だそうで、船の装備、昼食の内容は劣るらしいですし
外国人は乗れないそうです。
それにしても600元と90元って9000円と1350円、この格差はなんなんでしょう。
同じ商品でも場所によって全く値段が違うのが中国です。
特に日本人と判ると、ものすごい値段をふっかけてきます。
船で売ってた酒(キンモクセイのお酒)、2本で1000円といわれましたが
ホテルの隣のスーパーでは1本3元(45円)で売ってました。

船の中にも売り子がいて、ストラップや、桂花酒、ヘビが入ってるお酒まで売りにきてました。
日本人観光客が多いのか日本語が話せます。
風光明媚な漓江(リコウ)くだりで雄大な自然の造形を堪能しましたが、
このしつこいまでの物売りには船を下りてからも何十人となく遭遇し
辟易しました。
by m-bintang | 2009-10-23 22:18