日々の楽しい出来事を忘れぬうちに。夕暮れの茜色の空が大好きです。


by m-bintang
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奇は新なり 長沢芦雪展(後期)

信楽にあるMIHO MUSEUMへ 長沢 芦雪展を見に行きました。
我が家からはちょうど1時間、新緑の中のドライブでした。
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FMで何度か聴いてたのですが、明日が最終日と気が付いて
午後から慌てて出かけました。
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長沢芦雪は丸山 応挙の高弟で江戸中期の京都で、若冲や蕭白らに並んで活躍した絵師です。
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「一笑図」、1本の竹に子犬たちの愛らしい表情に笑みがこぼれます。
これは「竹」と「犬」をで「笑」という漢字になる、言葉遊びの絵でした。
先日の歌川国芳も言葉遊びの絵を描いていましたから江戸時代には流行っていたのかもしれません。
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「白象唐子図屏風」、大きな屏風に収まりきらないほど大きな象、その上にたくさんの子供たちが頭の上に登ったり、大きな鼻をさわったり、背中に乗って遊んでいます。
やさしいまなざしで象は元気に遊ぶ子どもたちを嬉しそうに見守っています。

「方寸五百羅漢図」、昭和28年に滋賀県の旧家で確認されて以降行方不明だったが82年ぶりに
京都の画商が一般の人から買い上げたものをMIHOの館長が調べ、芦雪の真筆と判断したそうです。
1寸、3.1センチ四方に描かれてるので、裸眼ではとて小さすぎて確認できません。
当時に流行っていた天眼鏡(虫眼鏡)を使って描かれたのでしょう。
大きく引き伸ばした五百羅漢図でようやく全体像が解りました。
大きな屏風に大胆な龍や虎を描くばかりでなく、こんな細かい絵も描けるスゴイです。
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「群龍図」は四角い紙のなかに、無数の龍がいろんな方向から群れをなしてる絵です。
ちょっとどころか、かなり怖いです。
いろんな角度から墨の濃淡で龍が飛び出してきそう。


大胆な構図に繊細な表現の絵、ときには指や爪で描くこともあったようで、
楽しい絵が多かったです。
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by m-bintang | 2011-06-04 23:56