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日々の楽しい出来事を忘れぬうちに。夕暮れの茜色の空が大好きです。


by m-bintang
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すごいです。

昨日会社に以前1年間働いてたI君から電話が入りました。
英文で在籍してたことを証明する書類が欲しいとのこと。
電話の話ではっきりよくわからず、
「英文?在籍証明?何につかうのぉ?」
みんな想像たくましくしてました。

私が帰った後夕方彼がやってきたらしいです。
今彼はニュージーランドに渡り、日本人が経営するラボで働いてるとのこと。
就労ビザを申請するために一時帰国したそうです。
ビックリです。
「あのコって英語できたの?」と聞くと、
「それがなぁ、全然できんらしいよ」と言うので
二度ビックリです。

会社へ入って、一年間来る日も来る日も石膏を練って模型を
黙々と作ってた彼が、昼休みも一人車の中で休憩してた彼が
会社を飛び出しただけでなく
ニッポンを飛び出して、自分の力を試して海外に渡ってるなんて、、。
どこにその熱いパワーを秘めてたのでしょう。
今は日本にいたならば熟練した人しかさせてもらえないような仕事も
与えられてるそうです。
多分、会社を辞めずにいたならば、未だに石膏練って模型作ってたでしょう。

日本人ならではの手先の器用さから海外へ渡って花開き成功した話は
よく聞きますが、まさか身近な人が思い切って渡ってしまうなんて。
しかも、英語もできない、友達を頼るわけでもない、
学校を出て1年間の実務経験だけで、です。

同僚のKさんは22歳のときやはりスウェーデンに渡り4年間ラボで働いてたらしく
海外での経験を踏まえ、彼の大胆な選択を褒めてました。
(Kさん、何が良かったって、イースター休暇、夏至祭、一ヶ月の夏休み、と
日本では考えられないようなバケーションがあり、ユーレイルパスで
ヨーロッパ放浪の旅ができたことが、いい思い出とか。
そんなリフレッシュがあったからこそ、4年も北欧の異国で働けたのでしょう。)

ニュージーランドへ渡って正解かもしれません。
何より、自分の力を試せることがスバラシイ。
日本では味わえないような苦労があるかもしれませんが
そんな経験も全て彼の財産になります。
自分の未来を自分で切り開いて行くその勇気、チャレンジを称えたい。
ガンバレ、I君!!
by m-bintang | 2005-08-25 16:16