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日々の楽しい出来事を忘れぬうちに。夕暮れの茜色の空が大好きです。


by m-bintang
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"No Name Horses" directed by 小曽根真

昨日の話です。

次女と梅田のビルボードライブ大阪へ"No Name Horses" directed by 小曽根真を見に出かけました。
\"No Name Horses\" directed by 小曽根真_e0037055_16272778.jpg

以前よりビックバンドのコンサートへ出かけてみたいと言ってたのですが、
たまたま水曜日の新聞にジャズピアノニストの小曽根真が自ら率いる15人のビックバンドのライブに力を注ぎ13日~15日、大阪でライブをすることが書かれてあったので
「大阪でビックバンドのライブがあんねんけど言ってみる?」
「うん、行きたい!」
ってことで即効決まり、昨日の朝に予約を入れでかけてきました。
\"No Name Horses\" directed by 小曽根真_e0037055_16274430.jpg
自由席だったのですが席を選べたのでアリーナではなく、ソファー席でステージとほぼ同じ高さのとても見やすい場所でした。

ドラムとベースとピアノのセッションから始まった一曲目、
三人か顔を見合わせ、相手の表情を読みながら息もぴったり、
ペットが入り、トロンボーン、サックス、と続きます。るんるん
15人という大勢の出す音が一つになるすばらしさ、
相手の音を聞きながら自分の音を出す、
ココロが通じ合って表現する喜び、
プレイヤーのエネルギーがぶつかってすばらしい音が聞け感動でした。

小曽根さんがバークリー音楽大学時代に
ジャズ作曲編曲コースで作ったビックバンドのための曲を
演奏してくれました。
小曽根さん曰く、(エリントンには及ばないが)どんなにすばらしい曲でもプレイヤーがよくないと
曲は光らない、
自分は作曲の才能はないとあきらめピアニストになる道を選んだけれど
このメンバーに出会って、はじめてこの曲が生きてきたと。
このメンバーは他所でもビックバンドのメンバーになってる人が多いようで
個性が光るえりすぐりのセッションのようです。
セクシーで甘く官能的なサックスの音も、ベース中川さんのスーパープレイもエリック宮城さんの顔が真っ赤になるハイノートのペットのも、とっても素敵でした。
二枚目のCDの中の「Miyabi」という曲が優しくてよかったです。
これはペットの岡崎さん(弟さんはサックスを吹いてました)が作曲したもの。
他にも君はいつも遅刻するという意味の「You Always Come Late」、楽しい曲でした。

\"No Name Horses\" directed by 小曽根真_e0037055_16303922.jpg
管楽器の人たちが小休憩をしてる間に
小曽根さんのピアノソロも聞けました。
私はドラマを見てないのですが、「あしたの、喜多善男」のテーマ曲だそうです。
小曽根さんのピアノは若いころから大好き、目の前でほんの数メートルのところで
聴けるなんて感動です。


パワフルでエネルギッシュな楽しいライブでした。
次のビックバンドは4/23,4/24に「熱帯jazz楽団」があるそうで
娘と「また来よう」と約束しました。
学生が半額というのが嬉しいです。
\"No Name Horses\" directed by 小曽根真_e0037055_16315023.jpg
\"No Name Horses\" directed by 小曽根真_e0037055_1632737.jpg

数日前には思いもしなかった楽しく贅沢な夜でした
by m-bintang | 2008-03-15 16:33