人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日々の楽しい出来事を忘れぬうちに。夕暮れの茜色の空が大好きです。


by m-bintang
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

目の保養にでかけました。

天王寺公園にある大阪市立美術館で開催中の日展と
中ノ島の東洋陶磁美術館の「鍋島」に出かけてきました。

とっても寒い朝だったので車で出かけたかったのですが、
市内で移動せねばならず、電車になりました。

日展は子供のころ母に連れられ京都で何度か見たことがあります。

かなりの数の作品をみてきました。
そして作品の大きさに圧倒されました。
どれも大きすぎ。
これだけの大きい作品を仕上げるのには気の遠くなるような細かい作業をしているんだなぁ。
普通の家じゃ保管もできないだろうな~と思いました。
油絵はあまり好きではないのですが、その中にも写実的な美しい絵がありました。
日本画も、これが日本画?というような洋風な仕上がりになってるものもあり母の描く日本画とは趣を異にしていました。
工芸の中では、漆の屏風がとてもステキでした。

美術館を出たあとは、新世界のほうへ歩いて恵美須町から御堂筋線で北浜まで行き、お昼をたべました。
食事のできるお店が探せなくて、ウロウロしてたらフレンチのお店を発見。
西洋料理いまとむかし 井上義平というお店でした。
安くて美味しかったです。
ただ、お隣の席のおばちゃんグループのやかましいのにうんざりしました。
目の保養にでかけました。_e0037055_234159.jpg

「鍋島焼」は関が原の戦いで西軍について破れた佐賀藩主鍋島家が藩の存亡の危機で将軍家に献上するため採算度外視で特別に作らせた最高の磁器です。
大きさや色彩の規格を統一し、華やか、でもあでやかさに走らない洗練された武士のためのやきものです。
歴代の将軍によって、それぞれ違いがあり
江戸時代の陶工の匠にうっとりとなりました。

目の保養の日曜でした。
美術館めぐりをして思うことは
平日じゃないとゆっくり落ち着いて鑑賞できないなぁ~ということ。
次回は是非平日、お休みをいただいででてきたいです。
帰りも本町から難波まで歩きました。
足の裏をじんじんさせながら帰りました。
by m-bintang | 2007-03-18 23:41