日々の楽しい出来事を忘れぬうちに。夕暮れの茜色の空が大好きです。


by m-bintang
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モディリアーニ展と塩田千春精神の世界展

友人と大阪の国立国際美術館へ
モディリアーニ展を見に出かけました。

彼は1900年代のフランスの画家で主に人物画を描きます。
首の長い肖像画"で知られているモディリアーニの原点は
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カリアティッド(古代ギリシャ建築の梁を支える女性像の柱)なのだそうです。
「カリアティッド」柱のような腕、足、ですが、どこか、官能的です。
ふっくらと丸みを帯びた身体。 しなやかな居づまいに恥ずかしげにかしいだ首。
柱にしては少々生々しくエロティックな雰囲気をかもし出しています。
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ほとんどの人物からは表情が伺えません。
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目が普通なら白めと黒目(日本人の場合ね。)がわかるように描くのが普通なのに
彼の場合、一つの色(グレーが多い)で塗りつぶされてて
うれしいのか悲しいのか、さっぱり判りません。
珍しい普通の目の絵を見かけたとき、人間らしいなと感じました。
彼の絵の特徴は面長な顔と長い首とすごいなで肩。
私は絶対に彼の絵のモデルにはなれないやろうな~と思いながら見ていきました。
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その跡、塩田千春精神の世界展へ。
これはすごい、しかも会場で製作しているのでどれだけの時間を費やしたのかと思うと
何故か笑えてきます。
使い古した靴を国立国際美術館がHPで集めてるのは知ってたのですが、
放射状に赤い糸を張って、そこへメッセージとともに片足だけの靴をくくりつける。
そんな作品でした。
初めてのデートではいた靴、子供の発表会のときのものから、入院中はいたサンダルとか
靴に持ち主の物語が伺えるものを2000足以上くくりつけてあります。
圧巻です。
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その次は「眠っている間に 2008年」、部屋全体が作品になってるのですが、ベッドがいくつも並んでて部屋中に
黒い糸が網目のように絡まってて、とてもベッドにはたどり着けそうにありません。
複雑に絡み合った黒い糸の空間を歩いていきます。
どれだけの時間をかけて製作したのか、
ただスゴイの一言だけです。
これは是非見てほしい。
他にも天井いっぱいの高さを使って作られた3着の洋服(まるで巨人用のワンピース)に
泥でたっうりと汚れをつけた作品。
発想が凡人では図れないような作品ばかりで面白いものばかりでした。

1時間かけて作品を見てまわりました。
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by m-bintang | 2008-08-27 23:59